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HOME > ガスヒートポンプ(GHP)の紹介 > 導入事例のご紹介 > 寒冷地で強みを発揮するGHP 店舗内をすみずみまで快適冷暖

ガスヒートポンプ(GHP)の紹介

導入事例のご紹介

寒冷地で強みを発揮するGHP 店舗内をすみずみまで快適冷暖

店舗内全体が温まるGHP冷暖房

GHP(ヤンマーエネルギーシステム製)雄大な自然に囲まれた道東、美幌町に本社を置く田村精肉店は、平成24年4月の直営店「肉の割烹 田村」美幌新本店のオープンを機に設備をリニューアル、国の補助金を活用してGHP(ヤンマーエネルギーシステム製)を導入した。
これまでも同社では、5年ほど前から旧本店と札幌市内の直営店舗でGHPによるガス冷暖房を利用していた。それ以前の暖房はもっぱら灯油のFF式ストーブを使っていたのだが、やはり不満があったという。田村栄治社長は「灯油ストーブは近くはいいが室内全体が温まらない。GHPにしてからは室内機が天井についており、全体に暖房が行きわたるので快適になった」と話す。来店されたお客様すべてに快適空間での食事を提供することが可能となった。もちろん灯油からGHPへの切り替えによる経費削減メリットもあった。
今回、新本店開店に伴う設備リニューアルに際し、取引のあるLPガス会社からGHP導入補助金の提案を聞き、より性能・効率のアップしたGHPの採用を決めた。新本店は席数240席に拡張、大小宴会席やVIP個室も設けられ、外観・内装ともオシャレな店舗に生まれ変わった。拡張に伴ってGHPの能力も30馬力相当3台と16馬力相当1台の計4台・106馬力相当にパワーアップした。旧本店同様、天井には室内機が埋め込まれているが、意匠が施され目立たない設計になっている。

寒冷地仕様GHP、冬も夏も大活躍

美幌町の冬は寒いときにはマイナス25℃にもなるという。今回導入した4台のGHP室外機は寒冷地仕様、雪害対策用のフードも装着されている。
GHPの強みはこうした気温の低い地域でこそ発揮される。EHP(電気式ヒートポンプ)は低気温時のデフロスト(除霜)運転が必要なため、暖房運転を一時停止してしまう。一方、GHPにはそれがなく暖房を連続運転することができ、しかも強力暖房で立ち上がりも速い。冬場も快適な空間を維持することができるわけだ。
冬の寒さが厳しい一方、北海道とはいえ美幌町の夏は暑い。最高気温が30℃を超えることもあり、到底、冷房なしで過ごすことはできない。しかし、田村精肉店の道内各店舗にはGHPが導入されているので、夏場も涼しく食事を楽しむことができる。
こうしたGHPの特長が浸透したからか、美幌町や周辺の北見市などにある比較的大規模な飲食店では、GHPの引き合いが増えているという。

LPガスはバルク供給システムで

バルク供給システム 5年ほど前に灯油からGHPに切り替えて以降は、冷暖房をはじめ厨房・給湯をLPガスで賄っている。灯油はほんの一部残しているものの、利用エネルギーの95%は電気とLPガスという状況だ。LPガスは980kg竪型バルク貯槽で供給しており、貯槽とGHP室外機は店舗横の木製のフェンスに囲われたスペースに置かれている。
また、社内では東日本大震災以降、節電への意識付けの一環として照明のLED化を進めており、「今後他の節電対策も可能な限り実施していく」(田村社長)としている。

北海道の味を全国へ、東京に道外初出店

「美味しさも価格も100%北海道」をモットーに地元の味を全国へ届ける田村精肉店。現在、生産者とのパイプを強化し、食肉から農作物まで地域の食材を広げていく産業への取り組みに力を入れている。
都市部へのチェーン店舗展開の一環として、札幌市内に2店舗出店しているほか、平成23年12月には道外初出店となる「北海道の旬 焼肉たむら」を東京・丸の内にオープンした。
また、美幌・あばしり・北見のオホーツク三大牛をはじめとした北海道産食肉や海産物などのカタログギフト販売、インターネット販売も行っており、厳選された北海道の味を全国で堪能できる。


会社の概要

株式会社田村精肉店
代表取締役社長 田村栄治
資本金:3,000万円
創業:昭和2年8月   設立:昭和40年8月25日
従業員数:55名
URL:http://www.fmc-tamura.co.jp
本社:北海道網走郡美幌町大通り北4丁目12   TEL:0152-73-3125(代)
札幌支店/帯広営業所

直営店 肉の割烹 田村
本店:北海道網走郡美幌町大通り北4丁目   TEL:0152-73-5008(代)
菊水元町店/大通BISSE店/北海道の旬 焼肉たむら

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