大應寺
補助事業者
T&Dリース 株式会社(東京都港区浜松町1-9-10)
取りまとめガス事業者
株式会社 サイサン(埼玉県さいたま市大宮九桜木町1-11-5)
設置先
水光山・大應寺(埼玉県富士見市水子1765)
平成20年1月設置
メーカー/機種
矢崎計器 株式会社/YZK-300(300kg貯槽)
災害バルクの前で左から髙橋社長、
深谷住職、髙橋会長
設置場所
観音堂の裏の道路に面した場所
(バルク横に、燃焼機器の保管用の昭和ガス寄付による小型物置を設置)
災害時の対応案
敷地面積約7000m2の境内で炊き出しを行う事が出来る。
また、現在耐震耐火を考えた本堂の建設を行っており、地下には防火水槽も備える。
設置に至る経緯
補助金申請の取り纏めガス事業者である㈱サイサンが、取引先である昭和ガスに設置先を求めたところ、昭和ガスの高橋政一会長は「災害時に人寄せが出来るお寺が一番理想」ということで、檀家となっている大應寺に声をかけた。
宗教拠点として歴史を刻むとともに、明治以前は寺子屋として地域教育の拠点に、戦時中は子供達を預かるなど"地域の寺"として様々な役割を果たしてきた大應寺は、バルク設置の提案を快く受け入れた。
設置先のコメント
(大應寺住職:深谷 雅良住職)
「寺院というのは、半分は公的なものと考えており、宗教的な面以外にもどんな形でも貢献できればという願いがある。災害時にも地域に貢献できれば良いと思い、バルク設置の話を受けた。」
災害用バルクの今後の活用
薬師縁日などの恒例行事で地域住民らが集まる機会も多く、「災害用バルクを使った炊き出し訓練も検討したい」と話している。
設置事例写真
(大應寺 正面、奥に見える茶色い屋根が建設中の本堂 来年秋落慶予定)
(観音堂 正面この建物の裏にバルクが設置してある)
(昭和ガス寄付による燃焼機器を収納した小型物置)