日本LPガス協会では、SDGs(持続可能な開発目標)への対応に向けた協議を重ね、LPガス業界としての環境・レジリエンス等への長期貢献に向けた取組み方針をまとめました。
https://www.j-lpgas.gr.jp/data/pamphlet/index.html
「LPガスが果たす環境・レジリエンス等への長期貢献について」 のポイントとして、
クリーンで災害に強い分散型エネルギーというLPガスの特性を更に高め、国連が掲げるSDGs目標に沿う持続可能社会実現に貢献するために、再生可能エネルギーとの共生、レジリエンスの強化、輸送用燃料の積極的活用に加え、新たなイノベーションを生み出し、社会実装に直結する取組みを業界一丸で進めます。
1.LPガスは供給体制が万全な分散型エネルギーであり、持続可能(サステナブル)な強みを将来的にも持ち続けることから、発展した社会と人々の豊かな暮らしを継続的かつ安定的に支えます。
2.IoT、AI等の先進的スマート技術や革新的技術開発によるLPガスの合成を進め、マイクログリッド構築に必要なLPガス用発電機器等の設置を推進することで、分散電源化にも積極的に対応します。
3.サステナブルな社会を構築するには、分散型エネルギーであるLPガスが災害時や平時にも電力のバックアップをすることが必要であり、エネルギーセキュリティの観点からもLPガスは社会に貢献し続けます。
4.LPガスは本質的にCO2排出量が低く、環境に優しいエネルギーですが、更にLPガス産業全体のネットゼロエミッションに向けた取り組み等を進め、低炭素化社会に大きく貢献します。
ポジティブにLPガスを使うという相互補完的なエネルギーバランスをとることが必要です。