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HOME > ガスヒートポンプ(GHP)の紹介 > 導入事例のご紹介 > LPガス空調×災害バルクで 快適と安心を 特別養護老人ホームカモメ荘

ガスヒートポンプ(GHP)の紹介

導入事例のご紹介

LPガス空調×災害バルクで 快適と安心を 特別養護老人ホームカモメ荘

社会福祉法人 廣和会 特別養護老人ホーム「カモメ荘」は平成14年に開設以来、利用者の要望に寄り添ったサービスを提供し、定員50人の従来型と定員32人のユニット型に加え、ショートステイとデイサービス、居宅介護支援センターを運営している。
この度、災害時を意識した設備として、電源自立型のLPガス空調(GHP)と、LPガスボイラー、LPガス非常用発電機を導入し、敷地内にLPガス災害対応バルク貯槽を設置した。


LPガス設備導入の経緯

同施設では開設から約20年が経過し、ボイラーやLPガスバルク、空調設備の更新の時期が迫っていた。また、高圧受電設備のデマンド契約の負担が大きく、事業柄、厨房とお風呂、洗濯の時間が重なることもあり、日々の節電には限界を感じていた。

大黒施設長は、導入に至るまでの決断を以下のように語る。
「この地域は特に災害が多いというわけではないのですが、地震や津波、台風や豪雨と今やどこで自然災害が起こるかわからない時代です。設備の更新に合わせ、LPガス災害バルクを導入すれば、電気の供給が途絶えても厨房や空調を3日間動かせると知り、万が一のときでも、入居者の安全を守ることができると感じました。
検討を始めた当初は3か年計画で、他にも様々な補助金も調べましたが、国のLPガス災害バルクの補助金を活用すれば、導入を一気に進めることができると判断しました。LPガス事業者にコスト面でも試算いただき、空調については全てLPガスで行うことにしました。」

LPガスボイラー

LPガスGHP

LPガス災害対応バルク貯槽


LPガス設備を導入して

2021年10月に契約し、翌年2月に完成した設備は、機器購入・設置工事費の一部が補助対象となり、総事業費1億1,000万円のうち2,800万円が補助金でまかなうことができた。
導入して約1年、機器が新しくなったことによりランニングコストも1割ほど減少したという。
空調についてはLPガスGHPにしたことで、エリアごとに切り替えが可能になった。また、以前の空調設備は、季節ごとに冷暖房の切り替えを業者にしてもらう必要がありその計画準備が大変であったが、その作業がなくなり職員の作業負担減にもつながった。
LPガス非常用発電機も、今回の導入によりLPガスによる3日間程度のエネルギー確保が可能となり、入居者の安心につながったと感じている。

大黒施設長は取材の際に次のように語った。
「機器を新しくしたことで故障の頻発トラブルもなくなり、日頃から快適に過ごすことができ、導入を決めてよかったと感じています。今後この設備の活用訓練の際には、地域住民の避難を想定し、災害バルクを活用した炊き出しも行いたいと思っているところです。今後もご利用者の満足度の向上のため、ご利用者との対話を大切に、事業の充実に努めたいと思います。」


特別養護老人ホームカモメ荘

施設名:社会福祉法人 廣和会 特別養護老人ホーム「カモメ荘」
施設長:大黒 隆文
住所:〒936-0003 富山県滑川市吉浦13
TEL:076-476-5666
URL:https://care-net.biz/16/kouwakai/


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