

下の図は夏季における電力使用割合の表です。各業種とも、電力消費量の約4割は空調が占めています。
GHPはガスを熱源とし、ガスエンジンでコンプレッサーを動かし、冷暖房を行う業務用エアコンです。一般の電気エアコン(EHP)と比べて消費電力が非常に少ないのが特長です。電気消費量は20馬力相当のシステムでも約1kWとごくわずかです。EHPと比較すると通常機で約1/10、発電機能付きで約1/100の消費電力量に差があります。またGHPは夏場の電力需要の3割以上を占める冷房需要を削減することができます。GHPは電力ピークカットに貢献し、電力需要の平準化にもお役に立ちます。
| 夏季における電力消費の内訳 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 空調 | 照明 | OA機器 | その他 | |
| オフィスビル | 44% | 26% | 17% | 13% |
| 卸・小売り店 | 42% | 29% | 5% | 24% |
| 飲食店 | 37% | 23% | 厨房等21% | 19% |
| 医療機関 | 44% | 30% | 7% | 19% |
出展:資源エネルギー庁推計


GHPは消費電力が少ないため、受変電設備の削減、契約電力の抑制ができます。
電気エアコンを設置した場合、夏場のピーク電力消費量が大きくなり、電力料金への影響が大きくなります。
※詳しくは各地域のガス会社にお問い合わせください。

電力の基本料金は過去1年間の最大需要電力により決定します。
EHPを設置した場合、夏場のピーク電力が大きくなり、電力の基本契約料金が大きくなります。

電気は2次エネルギーであり、主に火力発電における熱効率の限界(発電ロス)と送電ロスがあるため、発電所で作った電気のうち、エンドユーザに届くのは約37%にとどまります(火力発電を主体とした場合の目安)。一方、ガスは配送時のロスがなく約100%のエネルギーが届くため、エネルギー効率が高く、ほとんど無駄がありません。


LPガスの生産・輸送段階〜燃焼時までのCO2排出係数は、石油を1とした場合の指数換算で0.89と、石油や石炭と比べて約10%少なくなっており、都市ガスやLNGとほぼ同等の低い排出量になっています。また、呼吸機能や眼の粘膜に刺激を与えるSOx(硫黄酸化物)・NOx(窒素化合物)や煤塵の排出はほとんどゼロです。
| 排出係数 [g-CO2/MJ] |
指数 | |
|---|---|---|
| 石油 | 73.98 | 1.00 |
| 石炭 | 94.98 | 1.28 |
| LNG | 61.57 | 0.83 |
| 都市ガス | 62.95 | 0.85 |
| LPガス | 65.71 | 0.89 |
| 出典: | 「LPガスの環境側面の評価−エネルギー製造・利用のLCI(ライフサイクルインベントリ)分析−」日本LPガス協会 2009年 |
※詳細はこちらをご参照ください。
環境にやさしい https://www.j-lpgas.gr.jp/feature/environment.html

災害時の対策として、LPガスの自立分散型エネルギーとしての利点を生かした「災害対策用バルク供給システム」との併設利用を推奨しています。

※詳細はこちらをご参照ください。
災害対策用バルク供給システム https://www.j-lpgas.gr.jp/kiki/balk.html