CO2排出係数について

CO2排出係数における比較

主に温室効果ガス排出量の算定・報告・公表制度において使用される、CO2排出係数について紹介しています。
発熱量当りで比較した場合、LPガスは石油に比べて0.0096tCO2/GJほど、A重油に比べて0.0103tCO2/GJほどCO2排出量が少ないという結果がでています。

出典:地球温暖化対策の推進に関する法律

燃料の種類 単位発熱量 CO2排出係数
発熱量当り
(tCO2/GJ)
単位量当り LPガスを1とした場合の
発熱量における比率(%)
LPガス 50.8GJ/t 0.0590 3.00tCO2/t 1.00
石炭 25.7GJ/t 0.0906 2.33tCO2/t 1.535
原油 38.2GJ/kL 0.0686 2.62tCO2/kl 1.16
A重油 39.1GJ/kL 0.0693 2.71tCO2/kl 1.17
LNG 54.6GJ/t 0.0495 2.70tCO2/t 0.84

※プロパン70wt%、ブタン30wt%の混合ガス。

参考資料

出典:環境省「地球温暖化対策の推進に関する法律」当協会「プロパン、ブタン、LPガスのCO2排出源単位に係るガイドライン」「LPガス技術総覧」

成分/単位 液体(15℃) 気体
kg L m3
プロパン 1 1.970 0.502
0.508 1 0.255
1.992 3.924 1
ブタン 1 1.710 0.355
0.585 1 0.208
2.817 4.818 1
LPガス
(プロパン70%、ブタン30%)
1 1.892 0.458
0.531 1 0.243
2.183 4.192 1

※リットルに換算する液密度は、LPガス技術総覧の数値を使用しています。
※立法メートルに換算する産気率は、当協会ガイドラインの数値を使用しています。