1973

第一次オイルショック


1974年に始まったLPガス標準価格は1976年まで続いた

第一次オイルショックにより、LPガスの価格も急騰した。1973年12月時点で12,368円/トンだったLPガスのCIF価格(輸入価格)は、その2カ月後には25,232円/トンと、一気に2倍以上に跳ね上がり、小売価格も急騰した。

これに対し政府は「国民生活安定緊急措置法」を制定し、値上がりの激しい品目を指定して標準価格を設定することを決定。これにより家庭用LPガスの標準価格は10kg当たり1,300 円(北海道は1,500 円)に設定された。この金額については業界内から大きな批判の声が挙がったが、パニックが沈静化する1976年4月まで継続された。